http://it.nikkei.co.jp/trend/special/interview.aspx?n=MMITzx000026122008
- "コンテンツとして決まりきったものを見せるのではなく、ユーザーと関わることで自動的にどんどん変わっていく仕組み"
- "インターフェースマニアというのは、いま初めて言ったのですが(笑)、もうちょっと定義づけると、コンピューターで表現されるもの全般のマニアですね"
- "あるユーザーが来てから去っていくまでのいいサイクルを作れると、それが全体的に回りだします。そういう一人ひとりのユーザーの関わり合いを一番いい感じでぐるっと回るエンジンにできると、人も回る。"
- "僕は何かを新しく生み出すということはたぶんしていないと思うんですが、スパゲッティーとタラコは意外に合うよね、といった組み合わせを探すのが結構好きなんです。"
- "もう食材は出そろっていて、その組み合わせやバランスを変えるだけの話だと思うんです。新しい仕組みを作るという話ではない。ネットができた時に基本的な手立てはもう出尽くしているわけです。"
- "「ここはもうちょっと柔らかめに」「ここはひょいっと出した方がいいんじゃない?」と言える細かいセンスが足りない。"
- "こういったことを地道に豊かにしていく時期に差しかかって、はや2、3年が経つんじゃないでしょうか。"
- "割と大きなこととして捉えているのは、ツリーっぽい構造からフラットな構造に変えることです。この4、5年で発明されたいろいろなデザインのディテールや考え方に乗ると、サイトは意外と大胆にシンプルになれる。今まで階層が深かったのが、2階層で届いたり、全部解決したりするんです。"
- "元々前提としていたような見られ方というのは、たぶん今はされていないと思います。"
- "今まではページデザインというレイヤーで考えてきたけれども、モジュールデザインの組み合わせになりつつある。ただ、それをうまくきれいにまとめる手法やそつなくまとめる手法はまだ完全にできていない。"
- "広告クリエイティブ系はこれから難しくなるんじゃないかと思います。いま、創作的にちょっと飽和状態になっている。ネタは出尽くした感があるんです。それに加えて、経済危機による沈静ムードもあって、何か打開しないといけない感じがあります。"
- "名だたる大企業でも、下手したら週に50アクセスで、そのうち関係者が35アクセスといったことがあるんじゃないかと思うんですよ。怖いですけれど。"
- "誰も見ていない“死屍累々”のコンテンツの量はすごく増えているんじゃないかと思います。"
- "昔は機能が低かったので、縛られたなかでいかに自由にするかというノウハウがもてはやされた時期があったのですが、もうだいぶ発達して、想像していたことはだいたいできるようになっていますね。"
- "フラッシュも昔は思い切り嫌われていましたが、人間の表現したい欲望とのせめぎあいのなかで何となく残ってきた。"
- "僕のようなインターフェースマニアからすると、高速でさくさく動いて、きれいに整備されたインターフェースにしたら、それが売りになるに決まってるじゃん、と思う部分があるんです。"
- "もたついていたらそれでダメじゃないですか。"
- "まあ単純に、僕がこんなことをして暮らしたいなあという願望があるんです。老後はコンテンツを作ってにやにやしながら過ごしたい。"
- "ああいうの、したがりなんです。"
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