http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITzx000005012009&landing=Next
- "情報価値のルールがインターネットの普及とともに変わった。情報発信するコストは限りなくゼロに近づき、チャネル数は無限になった。インターネットの世界は多様な価値観にあふれている。マスコミが情報をばら撒いて、誰もが何となく知っているという状態には価値がなくなってきていると思う。"
- "すごい違和感があった。ルールが変わったのに、従来のマスメディアのやり方を持ってきてしまった。無限の選択肢があって好きな番組を見られることがスゴイのに、誰かにとっての渇望にならない人を使ってしまった。Gyaoが軌道に乗らないのは結局、インフラをインターネットにしただけで、マスコミのやり方を変えていないからだと思う。"
- "でも2~3年前からか、テレビを持ってないと周囲に言っても「あ、そう」という感じで特に驚かれなくなった。人々のマインドシェアは下がっているし、ますます下がっていくと思う。"
- "情報に課金するのはかなり難しいと思う。それはニュース記事に価値がないと言っているわけではない。"
- "社会が変わっているのだから、企業も変わっていかないといけない。今は必要とされる専門性がすごく上がってきた。例えば、IT関係のエンジニアもかなり細分化されている。システムのインフラやインターフェースデザイン、アプリケーション、アルゴリズムなどの技能が必要で、これらを全部わかっているという人はいないと思う。"
- "同じものなら美しい方がいいわけで、クリエイティビティーの重要性も増していく。"
- "ただし、企業のコアにならない部分まで専門性の高い人を抱え込むのは難しい。そういう部分は、長期的な関係を築くことのできるパートナー企業と連携するのがいい。ある程度長く働いていない場合は、言葉の行間にある部分まですべてきちんと埋めなければならない。それでは効率が悪い。"
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